第62回神宮式年遷宮を記念、併せて明治末の合祀百年を記念して平成21年春に造営竣工。
馥郁たる檜の香りのただよう幣殿。天井は舟底天井。
かつては畳敷きを、ご高齢者をはじめ参拝の方々が座りやすい座椅子に。
神社の鳥居をくぐれば、まずは手と口を清める手水舎に。
当社の主祭神・天宇受売命と猿田彦大神はご夫婦、故に御神縁あって本殿を移築、猿田彦大神を祀る。
平安時代末より幾多の変遷の中で戦国時代松木家当主宗綱の時、戦乱を避けて当地に避難、次代宗藤は息女の加賀姫を村の西方に住まわせた(加賀屋敷)。松木家帰京後も、一生をこの地で終えた。99歳の長命であったという。
晩年、信仰する伏見稲荷を分祀、大門(現桜公民館南)に幸田神社を建立したが、明治末、椿岸神社に合祀されて一時姿を消したが、昭和35年、昔を懐かしむ人々の声によりここに再建された。
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